Andrew Wiggins雑感
どうもみなさんこんにちは。
Andrew Wigginsがついにトレードされました。思い入れがある方も、ない方も、様々だとは思いますが、エース級の契約をしていながらもチームを引っ張ることができない彼がいる限りはウルブズはどうにもならないと思っていたので、良いトレードだったと思います。
NBAにサラリーキャップがなければいても良かったと思いますけど、Wiggyのせいでエース枠がひとつ潰れるとなるとかなり痛いのです。昨シーズン、KGに「お前はいつオールスターに行くんだ」と言われて、「来年行くよ」とか言っておきながら、プレイは平々凡々で寝てるのか起きているのかよく分からない。重い契約をしている選手がこれでは、チームはどうにもならないのです。
だからウォリアーズには感謝しかない。チームの立て直しに付き合ってくれてありがとう。ステフ、クレイ、ドレイモンドがいればきっと勝てるでしょう。その後のことも、今回のトレードで得た指名権をうまく使ってチームを作っていけるはず。現在の勝ちを目指しつつも、将来的なチーム作りも見据えているウォリアーズのムーブ、素晴らしいとしか言いようがない。
ウルブズは、とりあえずKATの契約が切れるまでは若手の獲得や育成を放棄して、KATとDLoを軸にして行けるところまで行ってみようという方針なのでしょう。3年後がオレたちのピーク。ちょうど周りも衰えてくる頃だ。それまでになんとか、Devin Bookerも獲得しておきたい…。そんで優勝して、"Anything is possibe"を復活させましょう。
KATの契約が切れたらどうなるんでしょうね。再契約できればそれにこしたことはない。勝てれば再契約あるかも? 再契約できないなら、またタンクかな…。その頃にはルビオに戻ってきてもらって、若手の育成に協力してもらおう…。
さて、今までお世話になったAndrew Wigginsの基本スタッツをさらっと振り返ってみようと思います。
https://www.basketball-reference.com/players/w/wiggian01.html
まずひとつ思うのは、本当にケガの少ない選手だった。それはファンの間でも評価されていたと思う。エース級ではないが、スターターとしては申し分ないプレーで、長時間ケガなく毎試合プレーできる。これだけできているんだからあの契約でも文句ないという人もいたが、それは甘いと思います。スターターとして普通のプレーというのは代替が効く。そんなものに高額払ってどうすんねん…。
ルーキーシーズンはFTAが多いのもウリだったんですけど、それも年々減っていますね…。
これはシューティングスタッツになります。ルーキー時代はフリップHCの方針で全くスリーポイントをうたせてもらえませんでした。確率の低いミドルショットばかりうっていましたね。そこからジミー加入でキャッチアンドシュートが増え、ライアンHCのもとではスリーポイント多投選手に生まれ変わりました。決してスリーポイントの確率が良いわけではなく、ライアンとRosasのシステムにフィットせず、なかなか勝ちに結びつけることができませんでした。
<Wiggyはこれからどうしていくべきか?>
まず、中距離以上のシュートは諦めた方がいいと思います。
リム回りの確率や、アタックした時のドローファウル率はけっこう良いので(年々少なくなっている!)、ケガを恐れずにアタックしていくほかないでしょう。
ウォリアーズで彼を活かすならば、ステフに対してピックしたあとにミスマッチを作ってポストでボールをもらうとか、ウォリアーズらしいバックドアの仕方を覚えてリム付近でボールをもらうとか、そういうことになると思います。今までのように、トップでボールをもらって仕掛けていくというようなことは、今後はないと思いますし、なくしていったほうがいいのだろうと思います(ミドルショットで終わりがちなので)。
以上、Andrew Wiggins雑感でした。
3年後のカンファレンスファイナルで会おう、Wiggins!!!